札幌市交通資料館

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札幌市南区真駒内付近に交通資料館あると知りまして来てみました。

右側に写っている南北線自衛隊前駅~真駒内駅の高架橋がみえます。
この場所がかつての定山渓鉄道線路でした。

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建物から外の展示物コーナー上は南北線の高架です。

これを見て知る人ぞ知る南北線の初代車両、見てて当時のことを彷彿させてました。


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改めて見ますと一両につき二か所のドア、拠点駅だと乗降に時間を要する事が判ります。
南北線の混雑想像を絶するものでして、札幌市は平行させるべき東豊線の建設に踏み切りました。
東京メトロも銀座線の混雑緩和の為半蔵門線を建設したと、鉄道雑誌に書いてました。

現在はドア数が多い新型車両が投入されています。

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戸外に札幌市営バスが置かれてました。
これも札幌市内を走り、遂には牙城と言われた定山渓へ乗り入れたのでした。
定鉄バスが冬の遅れ対策として真駒内駅へ乗り入れた見返りでしたが、長い期間ではありませんでした。

札幌市がバス事業から撤退する事になり北海道中央バスが新車を入れて事業を引継ぎました。
その時札幌市の幹部が勘違いをしてしまい一時北海道中央バスが撤退する計画を発表、新しい引き継ぎ先も決まり、ヤレヤレが大きな問題になってしまいました。
新しいバスを購入する資金を札幌市が調達する為に見積書を札幌市に提出したら巨額な費用になりまして、元の北海道中央バスに継続運行してもらった方が安くすむのでした。

そんな騒動も知らずに2024年この場所に保管されてました。

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